腰痛の予防方法|太りすぎに注意!肥満体は食生活で解消
腰痛を予防する意味で大事な事が肥満を防ぐ事です。
太っている事が腰痛に繋がる理由などについてお話をしたいと思います。
腰痛予防に肥満を防ぐ事が大切なわけ
腰痛を予防するには、まず何よりも余計な負担を腰にかけない為に肥満を防ぐ事が大切になってきます。
肥満を防ぐ為には、毎日カロリー計算をしっかりして食べる量をコントロールするのはもちろんの事、背骨と骨盤をしっかり支える為に腹筋や背筋、そして足の筋肉を鍛える事が必要です。
ですからやみくもにダイエットをして体重を落とすだけでは腰痛を防ぐ事はできません。
栄養のバランスのよい食事をとり、適切な運動をしなければなりません。
特に代謝が落ちてくる中高年の方は要注意です!
自分の標準体重を知りましょう
まず、自分の体格に合った体重、すなわち標準体重を知っておきましょう。
標準体重の求め方には色々な方法がありますが、現在では「BMI」が使われています。
身長(m)×身長(m)×22(BMI)が標準体重(kg)です!
標準体重から4~5kg前後の増減はかまいませんが、それ以上体重が増えると肥満になります。
食生活の管理はしっかりしましょう
食事は味付けを薄味にした方が食べすぎません。
とりすぎが肥満に繋がる炭水化物や脂肪の摂取を少なめにして、タンパク質やカルシウム、ミネラル、ビタミン類を含んだ食品をたくさん食べるようにします。
カルシウムは骨の成分です。
骨粗鬆症を予防するためにも、牛乳、小魚、海草、ゴマなどは積極にとりましょう。
カルシウムの吸収をよくするには、ビタミンDをよくとって日光にあたり、運動をして骨や筋肉を刺激する事が大切です。
骨や筋肉をつくる栄養素として大事なものは、タンパク質です。
カルシウムと共に良質なタンパク質を十分にとりましょう。
タンパク質が不足すると、新陳代謝力が衰え、血管が脆くなります。
脂肪の少ない赤身の肉、魚、卵、大豆製品などに良質なタンパク質が豊富に含まれています。
ビタミン類では、ビタミンCが骨の結合組織をつくる時に欠かせません!
また、ビタミンB郡は神経の働きを正常に保ち、ビタミンEは血管の老化を防ぐので、血液の循環がよくなって緊張した筋肉を和らげます。
ビタミン類をたくさん含んだ食品で代表的なものは、野菜や果物、海草、大豆などです。
それと食事の時は良く噛んでゆっくりと食べましょう。
満腹になった事を脳が感じるまでには15分~20分くらいかかります。
早食いをしてしまうと満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまうので、続けると肥満になってしまいますよ!