脊椎腫瘍の初期症状とは?
骨腫瘍は、ほとんどが他の臓器や組織にできたがんが転移したものです。
骨に転移しやすいがんは前立腺がん、乳がん、肺がんなどです。
なかには骨に腫瘍ができて、初めて原発のがんに気づくこともありますし、調べてもどこが原発かわからない場合もあります。
また、初めから脊髄に腫瘍ができることもあります。
骨髄腫や血管腫と呼ばれるものがそれです。
脊髄にがんが転移すると、激しい腰痛が起こります。
安静にしていても夜、寝ていても痛みは続きます。
一般に慢性の痛みが続くことで気づきます。
いつまでも痛みが続くときには、必ず整形外科を受診してください。
腫瘍の部位によっては、神経がおかされて下肢のマヒ、排尿、排便障害が起きます。