ぎっくり腰の治し方【予防方法や治療の基礎知識】
ぎっくり腰の原因は不明
ある日急に訪れるのがぎっくり腰です。
ぎっくり腰とは「1日以上続く強い腰の痛み」の事。
私の場合は食器棚の下の方にあるものをしゃがんで取ろうと思った時にズキッと腰に激痛が走りました!
実はこの、ぎっくり腰は日本整形外科学会の全国調査で20~70代の30%の人がぎっくり腰を経験している事がわかりました。
ちょっとビックリな数字です。
そしてこれだけ医学が進歩している現在でも「ぎっくり腰の原因」というのはわかってないんです!
一説では、椎間板や腰周辺の筋肉にダメージがあったりすると、ぎっくり腰になる!と考えられているんですが、専門医で画像検査をしてもぎっくり腰に繋がる異常は確認できないんです!
但し、ぎっくりと同じで腰の痛みが特徴の椎間板ヘルニアやその他腰の傷みからくる病気などは画像検査でわかります。
なので腰から来る痛みで原因不明だと「ぎっくり腰」と診断されると覚えておいてください。
ぎっくり腰の治し方
ここではぎっくり腰の治し方についてお話をしたいと思います。
ぎっくり腰になってしまった場合は「まずは楽な姿勢をとって様子を見る」という事が基本となってきます。
楽な姿勢というのは一概に言えません。
自分で痛みを感じない姿勢が楽な姿勢となります。
私の場合はソファの背もたれにクッションをおいて座る事によって痛みが軽減されました。
痛みが引いたら起き上がって少しずつ歩いてみましょう。
それから腰を冷やすのも痛みを和らげる効果があります。
ぎっくり腰の特徴として発症してから2.3日で激しい痛みは和らぐので、そうなってきたら徐々に体を動かして日常活動を再開する事が大事になってきます。
昔は、ぎっくり腰になったら「動かず安静にする」というのがぎっくり腰の治し方の常識でしたが、現在判明している事実として動かないと返ってぎっくり腰が悪化するという事が分かっています。
なので、痛みを考えて動かせる範囲で動く!という事がぎっくり腰を早期に治すコツ!という事を覚えておきましょう。
ぎっくり腰の予防方法
先程「ぎっくり腰の治し方」で触れましたが、ぎっくり腰は短期間で痛みが解消される事が多いです。
しかし、再発する方が多いのも特徴となってしまっています!
私も「やった~ぎっくり腰が治ったぞ」と思った3ヶ月後に再びぎっくり腰になってしまいました・・・
この、「ぎっくり腰が治った→再発→治った→再発」というサイクルが非常に危険です。
この繰り返しで慢性的な腰痛へ移行する事があるので注意してください。
再発を防ぐポイントをご紹介します!
予防として日常生活の中で無理な姿勢はとらない
ぎっくり腰は無理な体勢をとった時になりやすいものなので、以前自分がぎっくり腰になるきっかけになった姿勢は極力避けるようにしましょう。
それからぎっくり腰の予防にストレッチなどの体操をするのも物凄くいいです。
インターネットなどでぎっくり腰予防の体操DVDなども販売されているのでそういった物を利用してもいいかと思います。
太っている人はダイエットしましょう
太っていれば太っているほど重さは腰に響きます。
ぎっくり腰を再発しやすいですし、治すまでに時間もかかってしまいます。
健康診断などで肥満に注意と言われた方はダイエットをして腰へ負担をかけないようにしてください。
腰を冷やさないようにする
腰が冷える事によってぎっくり腰の痛みが出やすいので普段から「腰を冷やさない」という事を意識しながら生活するようにしましょう。
以上で、「ぎっくり腰の治し方」や「ぎっくり腰の予防方法」についてのお話を終わりにしたいと思います。
ここに書いた事はNHKチョイスで知った情報などを元にしているので参考になるかと思います。